セキュリティ、セーフティ、医療用エッジコンピューティングカメラの世界的リーディングメーカーであるi-PRO株式会社(旧・パナソニック セキュリティ、本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 Chief Executive Officer:中尾 真人、以下、「i-PRO」)は、映像セキュリティ業界初となる、ISO/IEC 42001(AIマネジメントシステムの国際規格)をBSI(英国規格協会)より認証したことを5月22日に発表しました。
5月28日、BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹、以下「BSIジャパン」)は、i-PROに対し、BSIジャパンクライアントとして初となる、ISO/IEC 42001(AIマネジメントシステムの国際規格)の認証書を授与しました。
授与式にて
写真左からBSIジャパン 代表取締役社長 漆原 将樹、i-PRO 代表取締役社長 兼 CEO 中尾 真人様
責任あるAI運用の証明——i-PROが業界に先駆けISO/IEC 42001認証を取得
人工知能(AI)の社会実装が加速する中、その安全性や信頼性がこれまで以上に求められています。こうした中、AIの運用における責任ある姿勢を示す国際標準規格「ISO/IEC 42001」の認証を、i-PROが映像セキュリティ業界では初めて取得しました。本規格の認証によって、取得組織がAIを責任あるかたちで運用していることを証明します。
BSIが2024年に英国で発行したこの規格は、安全対策に重点を置きながら、AIマネジメントシステムの構築や継続的な改善の進め方を示しています。リスクの大きさに応じた柔軟な管理を可能にし、品質を重視したAI活用を通じて、組織の社会貢献を支援していくことを目的としています。
i-PROは、2024年11月に社内チームを発足し、BSI認証取得に向けた取り組みを開始しました。AIガバナンスやプロジェクトマネジメントに加え、従業員が日々の業務で「信頼できるAI」の考え方をどう実践しているかについても審査が行われました。ISO認証は、基準を満たすだけでなく、継続的な改善を企業文化として根付かせることが求められます
i-PRO 代表取締役社長 兼 CEO 中尾 真人様のコメント
「この度、映像セキュリティ業界として初のISO/IEC 42001認証をいただき、大変うれしく思います。AIマネジメントシステムのグローバルスタンダードに準拠することは、エッジAI技術のパイオニアとして、責任あるAIイノベーションに対する当社のコミットメントを表明するものです。お客様やパートナー様から、i-PROの技術の完全性、安全性、透明性に対しての信頼をさらに深め、安心してご利用いただくことにつながると信じています」
BSIジャパン 代表取締役社長 漆原 将樹のコメント
「責任あるAIマネジメントシステムの積極的な導入は、AIを倫理的かつ責任を持って運用している証しであり、業界全体に良い影響をもたらす取り組みです。昨今求められている、信頼性と透明性のあるAI活用の流れとも一致しています。
このたび、i-PRO様が映像セキュリティ業界で初となるISO/IEC 42001認証を取得されるにあたり、BSIとしてご支援できたことを大変光栄に思います。今後もBSIグループとして、責任ある持続可能なAIマネジメントシステムの導入を支援してまいります」
i-PRO株式会社について
i-PROは、パナソニックから独立したセキュリティ、セーフティ、医療用エッジコンピューティングカメラの世界的リーディングカンパニーです。60年超にわたり培われた高品質で信頼性の高いハードウェアを用い、画像を意思決定の現場で活用する最先端技術を開発しています。i-PRO製品は、容易にカスタマイズおよび統合ができるよう設計されており、お客様のあらゆる用途に柔軟に対応します。 私たちは、AIを倫理的に責任をもって活用し、堅固なサイバーセキュリティを備え、持続可能なテクノロジーを提供します。i-PROは、2023年より国連グローバル・コンパクトの参加企業です。
URL:https://corp.i-pro.com/ja-JP/
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